ニュース
2015/11/26
WHOがGlobal TB Report 2015を発表
管理者用10月28日、WHOよりGlobal TB Report 2015が発表されました。
2014年960万人が結核を発病、150万人が死亡しました。1990年の死亡率からほぼ半減、発症率は18%減少したものの、2000年以降の下落率は、1.5%となっています。
診断、治療のギャップをうめるために、結核対策推進の為の資金調達、新しい診断、薬、ワクチンの開発の必要性が強調されています。
また、WHOはミレニアム開発目標以降の目標と戦略として、2014年に「End TB Strategy」を発表。目標として「2035年までに結核の根絶」世界の罹患率を人口10万対10以下(現在の10分の1)にすること、を掲げています。そのためには現在の低下率(2000年以降の下落率は1.5%)を10%以上にしなければなりません。