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啓発
2019/09/30

成田空港で結核予防週間の啓発活動を行いました

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9月24日~30日は「結核予防週間」。 日本においても結核は、最大級の感染症で年間約16,000人が発症し、罹患率は欧米諸国と比較すると2~4倍高く、未だ中蔓延国と位置づけられています。オリ・パラリンピックを来年に控え、海外からの来日者がさらに増加、感染症の流入増加が予想され、課題として注目を集めています。 結核も同様に海外からの流入が課題となっています。特に、日本で新たに発生する20代の結核患者の70%は外国生まれで、増加傾向にあります。特に近隣アジア諸国の結核罹患率は、日本と比較して約3倍~20倍とかなり高い状況にあり、海外で感染し帰国するケースや、発病に気づかず来日し、日本で悪化し診断されるケースも少なくありません。 

海外から感染症が流入する入り口であり、人の多く集まる空港で啓発活動を実施し、海外では結核が多い地域もあり、結核の流入が増加していることもメッセージの1つとしながら、結核の正しい知識を周知、注意喚起を目的とした啓発活動を行いました。

 

日 程:  2019年9月25日~27日

実施場所: 成田国際空港 本館旅客ターミナルビル 本館3F カーブサイド側

共 催: (特活)ストップ結核パートナーシップ日本、(公財)結核予防会

後 援: 厚生労働省、千葉県、千葉市、(公財)ちば県民保健予防財団、(社団)全国結核予防婦人団体連絡協議会

協 力: 配布用チラシ提供 日本ベクトン・ディッキンソン株式会社

      クイズ用ノベルティエコバック提供 株式会社 電通

目 的: 

海外からの結核流入が課題となっている中で、海外から感染症が流入する入り口であり、人の多く集まる成田空港で啓発活動を実施し、感染症に注意が必要なこと、結核の海外からの流入が増加していることもメッセージの1つとしながら、結核の正しい知識を周知し、注意喚起を行う。

内 容:

ブースでの情報提供に加え、啓発チラシ、啓発ポケットティッシュ、バンドエイトのセットを声掛けをしながら配布をした。また結核に関するクイズを行うとともに、今回の活動に賛同いただける方には「いいね!ボード」にリボンや複十字シールを貼って頂いた。27日はチーバ君、シール坊やが登場し、多くの利用者の注目を集めた。

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