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啓発
2020/09/30

9月24日~30日は結核予防週間

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結核予防週間中に、田無タワーを結核のシンボルカラーである赤にライトアップしています。 

田無タワーの近隣には、結核が亡国病と呼ばれていた頃に「結核ゆかりの地」と言われ、療養施設が多くあった清瀬市、東村山市があります。国内外の結核対策を支える為の唯一の研究機関である結核研究所も清瀬市にあります。赤色のライトアップというと、新型コロナウイルス感染症のアラートのようですが、ここでは、結核ゆかりの地から、結核について改めて考えるライトアップであると同時に、患者さんや医療従事者、保健所、行政、研究者等々、結核をはじめとする感染症等に対応を頂いている皆様への感謝と応援のライトアップでもあります。

結核は、身近な 現代の病気です。
日本では、年間約15,000人の患者さんが発生し、約2,000人が亡くなる最大級の感染症です。 
結核はせきやくしゃみなどの空気感染によりうつる感染症で、学校や飲食店、事業所、カラオケなどの身近な場所での集団感染の報告が相次いています。
今年は、新型コロナウイルス感染症対応による受診控え、健康診断等での結核の発見が例年よりも少なくなっています。 結核の初期症状は、かぜと似ています。結核は正しく治療をすれば治る病気です。一日でも早い治療が大切です。咳が長引く、たんが出る、微熱が続く、だるい、胸が痛い、体重減少等、まずは、お医者さんにいつもと違うところを相談しましょう。

厚生労働省 結核のホームページ 

結核予防会 「結核の常識2020

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