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2021/08/20

2021年改定ストップ結核ジャパンアクションプランが策定

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2021年8月19日

「2021年改定ストップ結核ジャパンアクションプラン」が策定されました。 「ストップ結核ジャパンアクションプラン」とは、外務省、厚生労働省、(独)国際協力機構(JICA)、(公財)結核予防会、ストップ結核パートナーシップ日本による、国内外の結核終息にむけた取り組みです。取り組みを確かなものにするために、関係5者で半年に1度会合をもち、情報や進捗の共有を行っています。

経 緯

「ストップ結核ジャパンアクションプラン」は、Stop TB Partnershipの「ストップ結核世界計画2006-2015」に対応して2008年に策定されました。世界保健機関(WHO)は、2015年以降、2035年を達成目標年とする世界結核終息戦略(WHO The End TB Strategy)を2014年5月に採択し、これを受けて、結核の世界的流行を終息させる目標の達成に貢献するとともに、日本の早期低蔓延化を図ること目標とする「改定版ストップ結核ジャパンアクションプラン」が2014年7月に策定されました。

 この度の2021年改定版策定は、持続可能な開発目標(SDGs)3.3の「2030年までに結核を終息させる」を達成するための政治宣言が確認された「国連総会結核ハイレベル会合」(2018年開催)成果を踏まえて必要な対策を推進すること、国内では「結核に関する特定感染症予防指針」の目標年と見直し時期が近づいていることを視野に入れ,新たな課題に向けた取り組みを反映すること、そして2020年1月からの新型コロナウイルス感染症拡大により懸念、警告されている世界の結核患者の診断・治療が遅れによる感染の増加や罹患率や死亡率への悪影響に対する対応を含むものとなっています。

2021年改定ストップ結核ジャパンアクション

別紙1 「2014年改定ストップ結核ジャパンアクションプラン後の結核対策の進展」

別紙2 「結核の概況」

 

 

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