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寄付・その他支援

耐性結核新薬開発基金

耐性結核新薬開発基金(M/XDR-TB Frontier Fund)とは?

 

ストップ結核ジャパンアクションプランの「具体的な取組」に規定されている「結核に関する世界の新薬、新検査薬などの開発や早期の実用化に向けた環境作りを進める」に基づき、日本の民間企業が開発中の新抗結核薬や新結核診断検査薬の途上国における開発治験の推進を支援することによって結核対策に貢献することを当初の目的に、2009年にストップ結核パートナーシップ内に設立されました。本基金の事業は、その趣旨に賛同するすべての団体もしくは個人によって支援され、資金はこれら支援者の寄附によるものです。

 
 

設立の背景

 

世界的に薬剤耐性結核は、AMR(薬剤耐性)に関する主要な死因です。

必要な患者の1/3にしか診断と治療がなされておらず「公衆衛生の危機」と呼ばれています。

「耐性結核新薬開発基金」設立当時は、過去40年間新たな抗結核薬が開発されていませんでした。

耐性結核治療に有効な新抗結核薬が待望されていたこと、結核化学療法の治療期間が長く(通常の結核:6〜8カ月、多剤耐性結核:約2年)、短縮化が求められていたことが設立の背景がありました。

 
 

目的及び事業

 

新抗結核薬(治療用ワクチン、宿主標的治療薬、既存薬の適応拡大などを含む)や新結核診断およびその他の結核対策関連新技術に関する研究者や企業の結核高まん延国における活動を助成することによって世界の結核対策に貢献することを目的とします。

 
 

助成対象

 

本基金の助成の対象となる事業・活動は、以下の通りです。

 

 

  ① 結核のための入院病棟の整備、結核診断施設の整備、検査機器等の供給

 

  ② 治験・開発研究のための要員の研修

 

  ③ データ入力、解析に必要なOA機器等の整備・技術の研修

 

  ④ 関係者との情報共有等のための会合の開催

 

  ⑤ 治験の推進に必要なその他の事業

 

  ⑥ その他、結核対策のための新規ME機器、システムの開発普及

 

 

※  本基金の助成による事業の実施期間は1年間を期限とし、上限額は200万円を目安とします。

 

 
 

運営

 

事務局をストップ結核パートナーシップ日本に置き、寄付を受け入れます。本基金運用の透明性、公平性を確保するために運営委員会を設置し、資金が効果的、効率的に活用されるよう審査、運用します。

 
 

 規約

 

 規約 (2022年7月改定)

 

 

 

 
 

お問い合わせ

 

ストップ結核パートナーシップ日本事務局

TEL:03-5282-3010
FAX:03-5980-8267
E-mail: stoptb.kaiin@gmail.com

 

 

耐性結核新薬開発基金へのご支援:
三井住友銀行 普通預金 店番号:001 神保町支店
口座番号:2081783
口座名:特定非営利活動法人 ストップ結核パートナーシップ日本

 
 
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